わたしはスピリチュアルで古神道家だと明言しているので、多少変わったことをいってもいいと思っていますが。

人の世を豊かになってほしいと願う神祇が存在していると仮定します。神祇の目で日本をみるとこんな風にはみえないでしょうか。

日本の神祇は国民が豊かになり笑って過ごせる社会を理想としてきました。江戸時代は長く平和が続いたといってもよいでしょう。しかし、鎖国をすることによって、海外から遅れた国にもなってしまったので、明治から荒療治をおこいないました。第二次世界大戦の復興によって、完全に諸外国と肩を並べるようになった日本は、お金によって、少し豊かすぎるような偏りをおこしてしまいました。同じように、世界も人中心に行き過ぎたところがありました。仕方がないので、バランスをとらざるをえなくなったのが現在です。
そして、次の段階の幸せを考えるならば、やはり、自然と共生して、精神的に豊かな環境と創造力を発揮できる社会になるとよいな、というのが神祇の希望ではないでしょうか。


神祇を例にとりましたが、もし神祇がいるとしたらどう考えるか、という視点は、少し人の世の中を客観的にみれるような気がします。

そういう意味では、お金絶対主義から抜けて、自然や芸術に向かうのは自然な流れではないかと思っています。新しい文化や創造力が問われる時代にむかっているともいえそうです。

今週は社会の変化の激流の中、日頃忘れがちなそんな視点を思い出し、たくさんのシンクロニシティで原点を振り返させられるようなことが続く日々でした。近未来に日本がよみがえるような予感さえしてきます。