地球と人との関係の絆がどんどん切れてきている。

古神道は自然と人との共生を最も重視し、人が自然を敬ってきづいてきた宗教観といってもいいと思う。今のように、どんどん自然と人とのつながりが希薄になってくると、古神道の危機でもある。

地球、そして自然は人と愛のような関係でつながれていたからこそ、人にとって最も生きやすい環境をつくり、共存してきたともいえる。人が大地に感謝を忘れてきて、地球と共存体制にあることを無視しはじめてから、地球の方も人を守らなくなってきたように思う。

人と自然（地球）の絆が弱くなればなるほど、人にとっての自然災害は起こると、私は思っている。

だからこそ、絆を強くもとうとする人が一人でも増えることを祈って、自分の仕事を組み立てているけれど、時代はどんどん加速して、全く追いつかない勢いで、進んでいくのを目の前にすると、微力さを痛感してしまう。それぞれががんばっていても追いつかないような世の中の流れで、止められない。もちろん、スピリチュアル度はずいぶんとあがってきていて、きっと崩壊の流れはいつかとまり、逆流してくれると思っているのだけれど、間に合うだろうか。

記紀神話にみられる神様たちは、みんな木を植えてきた。木がなければ古神道はなりたたない。砂漠で大地とつながることは、なかなか難しい。だからこそ、木を大事にするのが日本の文化だとも思う。

花は自然の声を人に使える代弁者でもある。一番、人に感情で訴え、身近な存在だ。自然と人との仲介者といってもよく、精霊が宿り、人の気持ちを自然にむけさせる媒体だと思う。

同じように、一般に女性は男性に比べて感性が高く、感情的で、花に目を向けられる感性があり、敏感でもある。そのため、自然の意志を社会をつくる男性に伝えられる存在でもあるので、花のように自然と人の媒体でもあると思う。花と女性は似た役割がある。


私は、そんなことを考えて、まず女性に花に親しんでもらいたいと思って、花占いや花オーラの携帯サイトをつくったり、花のパワーに着目するパワースポットを紹介したりしています。自然と人との関係が、愛の絆が元に戻って、もう一度共生のレールが未来にひかれるような世界になることを祈って、自分にできることをコツコツすすめるのみですが。今の日本をみていると、何となく、みんなの力でいけそうかも、と期待はしているので、そんな世界になることを楽しみにしています。