今日、浅間山が噴火したそうですね。

以前2004年にも噴火し、その後落ち着いていたのですが、今日また噴火。また落ち着くとよいですが。

浅間山はすっきりとした形をしていますが、緑が少なく、なんとなく登るよりは見ているほうが、よいような気にさせる山です。あさまという言葉は「あ、さま」で山を表す縄文の古語とかいわれますが、全国の浅間山を代表する山で、昔はもっとも有名な山だったようです。

形状からしても男っぽい山なのですが、ぐるりと周りをなだらかな山で囲まれていて、上から見ると、○の中に点があるような図を思い起こさせます。

この周りの山は猿とび佐助の舞台になったあたりで、鳥居峠から登るコースを以前登ったことがあります。

頂上は四阿山という山で、縄文の遺跡などもみられる、何連にもなって連なるなだらかな山です。白山信仰者の登山道でもあるらしく、女道には十一面観音像もみられます。

この山を登っていると、浅間山は本当に身近な存在で親近感がわくほど、よく見えます。

中心を取り囲んでいるような形状で、ぐるっと回っているので、どこまでいっても浅間山が正面だからです。

私は、この両山を夫婦愛によく例えます。人よりももっと長期的な年月をかけて、築いてきた愛の形が物質化したんじゃないかと思えるように、両山には暖かいパワーが流れ、なぜか浅間山が恋しいし、頼りになる存在に思えてくる雰囲気を感じるのです。

愛は目にみえないエネルギーですが、四阿山に登ると、それが形となって存在するような錯覚を起こさせます。だからこそ、登っただけでも、神社でもないのに、夫婦愛や男女の愛を考えてしまうパワーがここには宿っているのでしょう。

浅間山が噴火したということは男性のエネルギーの変異が起こっているのでしょう。

隠されていたり、封じられていた男性の因縁が、地から表にでる、という現象はここでも見られるように思います。


しかし、、、。ちょっとドキドキするような不安定なエネルギーが漂っていますね。
もう少しで落ち着くでしょうが、運に任せるよりも自分の力を信じたほうが、力強く物事が進みそう。防災対策も、一度はしっかり考えてみたほうがよさそうです。